イメージって、自分の将来を想像するだけにとどまりません。常日頃から、いろいろなことをイメージすることが、感性を豊かにすることにつながります。
頭の中だけでイメージするのと違い、五感を使うとより一層イメージ力が高まります。
たとえば物に触ってみるとき、
- どんな手触りかな。
- 触ってみたら、どんな気持ちになるかな。
- それを言葉に表してみたら、どんな言葉になるかな。
一つの物に触るという行為で、実は少なくとも3つイメージすることができます。
我が家で週末、ボールでイメージトレーニングしてみました。
ボール1つとっても、大きさも違えば固さも違う。さわり心地も違いますね。
だから、
子供:「ボールって触るとどんな感じ?」
大人:「丸くて、固いのよ、当たったら痛いよ」
だけでは感性に非常に乏しい状態になります。
- このボール、触ったらどんな感じ? ⇒なんかぶよぶよ~
- 触ってみたら、どんな気持ち? ⇒なんか、面白い、むにょむにょ~
- 言葉にしてみたら、どんな感じ? ⇒むにょむにょしてて、なんか、おかしくなっちゃうね。
- 当たったら痛いかな? ⇒うーん、むにょむにょだから大丈夫だと思うけど、つよいといたいかも。
こんな些細なことで大丈夫です。
これだけで「ボール」=「固い」
という固定観念にとらわれず、自由な発想でイメージしています。
この後我が家ではこのボールで投げ合いっこをして、我が家のボールは
「当たっても痛くない、そして固くない」
という結論に至りました。
いろいろなものに触れる機会を与えてあげてください。そしてイメージをさせてください。子供からいろいろなことを学ぶことができますよ!
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