私たちが、五感で感じて最初に聴く外音。それは、胎児の頃聴いた母親の鼓動。

鼓動って一言でいっても、実際この音も千差万別。

音楽を奏でているわけではなく、心臓が動いているだけ。

それだけですが、音は存在します。振動しています。

実際聴診器を当てると聞こえるでしょ？

母親の体に宿ってから、胎児は１０ヶ月、１秒も休むことなく母親の鼓動を聴いて育ちます。

（次第に、自分の鼓動も感じ始めるでしょう。）

守ってくれている母親の音。

育んでくれている母親の音。

一定ではなく、ママの気持ちに合わせてリズムも、テンポも変わる鼓動。

だからこそ、その音の揺れが心地よい。

だからこそ、守られている気持ちになる。

産まれてきてからも、乳を飲んだり添い寝をする度に、だっこしてもらう度に、

感じることのできる、聴くことのできる鼓動。

だから、赤ちゃんが心地よく眠れるように、

・心音の入ったぬいぐるみ

・鼓動の入ったCD

などが販売され、売れているのです。

生の、本当の鼓動にはもちろんかないませんが、同じようなテンポ、リズム、音を聴いて

心が落ち着くのでしょう。

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