アットホームインタビューvo.5-4(Tokyo International School (TIS) 理事長 坪谷郁子さん)


Tokyo International School (TIS) 理事長 
坪谷郁子さん

子どもたちの「ミライ」を変える
”アットホームインタビュー”を行いました!

アットホームインタビュー

Q:子育てしてきたママとして、リラックスできる
アットホームな環境って作っていますか?

子どもが何歳になっても、3歳になったら、
「3歳の子供の親」は初体験。

子供の思春期も、何もかも初めての経験なんです。

ー歳の子供の母親になったら・・
なんていう講座を受けたわけでもありません。

迷いもあり、壁にもぶつかることがありました。
(今でもそうです!)
100%自信があるかって言われたらありません。

とにかく、その時、その時でできる限りの
ベストを尽くしてきました。

責めないで、一生懸命やったらいいんです。
こうしてればよかった・・なんて
後悔だっていっぱいありますが、

 

人間だから落ち込むことある。
落ち込んでる時にハッピーなんて無理なので、

自分の落ち込みを、
こういう理由で落ち込んでるって

子供たちに伝えてきました。

 

Q怒ってる、悲しい、落ち込んでる、という感情を伝えるってこどもの成長にも
つながるし、大事だと思います。先生はどうお考えですか?

社会は「ポジティブ」ばかり見ていく
風潮にあるけれど、

ネガティヴを否定する必要は全くないし、
ここから学びがあるし、
成長につながると思います。

人間なんだから
positiveとnegativeがあって当たり前です。

それを認めることで、そして子供にも
シェアすることによって成長していきます。

ポジティブ社会だけだと、逆に苦しくなります。
辛さもシェアできることが大事です。
親がポジティブ思考で、
子どもが悩んでる時に
Let’s be positive, everything will be alright!
だけではダメです。

 

こどもの辛さも認めてあげるって大事。
ともに学んでいくって大事。

気持ちをシェアしていくって大事なんです。

Q: 子どもたちが小さい頃から、ママとして「この言葉」だけは伝えてきた!という言葉はありますか?

2つあります。
1つめは、
「どんな時でも必ず立ち止まって
心の奥にある軸の声を聞きなさい」

これは、娘たちが3歳くらいから
ずっと伝え続けてきました。

そして2つ目は、
「ママは世界が一番あなたが好き」 

 

 

昔から、朝起きたらお天道様に
恥じない生き方をしたいと願う。

これが私の生き方です。

世界中の子供たちに対して、
自分の行動に誇りをもてる、

という生き方を今日も歩んでいこう、という信条
これが自分の軸になっています。

立ち止まって、軸で考えているか、行動しているか

自分で説いていく、それが私の生き方です。

Q: 先生から最後に一言、メッセージをお願いします。 

保護者は不安と向き合っていますけれど、
私が人生の中で一番感謝しているのは
子供を育てることの機会をもらえたこと

自分の子供は、社会から預かった宝、
育てるチャンスをもらえた
楽しく、面白く、尊いものは
ないと思っています。

みなさんもぜひ楽しんで、
子育てをしてください。

アットホームインタビュー

(5)に続きます。